
故障診断でどうしても答えに辿りつけず、悩むことが何度もありました。あるとき先輩に相談すると、解説書では得られない診断のコツや視点を教えてくれました。それは、当時の私には思いもよらなかったアプローチで、自分の引き出しが一気に増えた感覚でした。すぐに答えを言わず見守ってくれた先輩にも感謝しています。今では私が後輩へ知識をつなぐ番。丁寧に伝えていこうと思います。

入社半年ほどはまったく成果が出ず、心が折れかけていました。でも、「このままでは終われない」と奮起し、車の知識を自分なりに学び直しました。先輩方にもたくさんのアドバイスをいただき、少しずつお客様から信頼され、ご購入いただけるようになりました。今後も「どんな営業なら買いたくなるか」を考え続けて、さらに成長していきたいと思っています。

作成した見積もりに誤りがあり、お客様にご迷惑をおかけしてしまったことがあります。そのミスに落ち込んでいた私に、先輩が「失敗したぶんだけ、同じことはしなくなる」と声をかけてくれました。そして次にどうすればいいか、具体的な対策も丁寧に教えていただきました。今では同じミスは繰り返さなくなり、あの出来事を通じて、失敗から学ぶことの大切さを痛感しました。

あるお客様から「エンジンから音がする」とご連絡をいただきました。自分の整備ミスかもしれないと思い、何度も点検を繰り返しましたが、なかなか原因が掴めず、焦りと不安でいっぱいでした。最終的に、先輩のアドバイスで無事に原因を特定し、解消することができました。一人では乗り越えられなかった問題も、仲間がいれば解決できる。この経験は、今後のチームワークの礎になっています。

エンジン修理のご案内で、対応方法についてお客様からご理解をいただけず、支払いに関してトラブルになったことがあります。すぐには解決できませんでしたが、何度も対話を重ね、お客様の立場に立って真摯に向き合うことで、最終的にはご納得いただけました。この出来事から、「誠実であること」の重要性を実感しました。正直さと反省の姿勢が、信頼に繋がることを学びました。

接客の仕事では、お客様とのトラブルとの対峙を避けられない場面もあります。以前は一人で抱え込みがちでしたが、今では困ったときはすぐに周囲に相談するようにしています。お客様が何を思っているのか深く考えてコミュニケーションを取る経験は、自分の成長に繋がると感じています。お客様の信頼を維持するために、これからも成長していきたいです。

部品の取り付けに不備があり、納車直前にミスが発覚したことがありました。その時は本当に焦りましたが、近くにいた仲間がすぐに駆けつけてサポートしてくれ、無事にお客様に安心していただける状態で納車できました。この出来事を通して、どんな作業でも「慣れ」だけに頼らず、見直しと確認を怠らない意識が身につきました。協力し合える環境にも改めて感謝しています。

以前ある商談をきっかけに気づいたことがあります。お客様に成約いただけなかった理由を振り返る中で、私は自分の話ばかりしていて、肝心なお客様のニーズを引き出せていなかったと痛感しました。それ以来、「どんな情報を求めているか」「どんな言葉が響くか」を考えながら話すように心がけています。結果として、ご成約をいただく件数も自然と増えてきました。